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2011年11月19日

ウェイツを待てなくて

先のAZUMI師匠のLIVEにて師匠曰く

「数年後にはCDがなくなるらしい」

とのことで、いつかそうなるんじゃないかと思っていたにも関わらずそういう言葉を耳にすると少なからずショックなんです

だからこれからは生のライブ演奏というものがどんどん素敵なモノになってくるんじゃないかと

そんなようなことも師匠はおっしゃってました

同感です

思えば、アナログレコードからCDへの転換期も便利さと裏腹にある種の危機感を抱いたものですが、こうして今も“アナログレコード”というものは残ってますし、細々ですが生産も続いておりますから

CDだってそんなにすぐに無くなることはないでしょうね、きっと

そんな僕はというと、今もレコード棚にあるアナログ盤を時々引っ張り出してはカセットテープにダビングし、車の中で聴くという楽しみは続けております

何しろ車のオーディオはいまだにカセットテープ式

壊れない限り変えるつもりはございませんのよ、ええ

さて話は戻ってCD

先日、東京へ所用で出かけまして、一泊二日のせわしない行程でしたがせっかくなので大手CDショップにも立ち寄りました
何故なら、我が師匠(これまた師匠も師匠、ザコシショウならぬ大師匠なのです)トム・ウェイツの新譜が出たからなのです



最近はネットでたまにしかCDというものは購入しておりませんがやっぱりお店で買うというのは気持ちイイものです
残念ながらじっくりあちこち見て選んで、という時間がなかったのですがそれでもいつものように「衝動買いしてみようかしら症候群」が沸き起こりまして

近づいちゃいけない近づいちゃいけない...

と思いつつもつい近づいてしまうのが試聴コーナー

あそこの機械っていい音するんですよ
だからそこで気に入って買ってもお家の貧相なオーディオシステムじゃまるで違う音に聴こえたりしちゃいますから、人生というのは酷なものです

で買ってしまいましたコレも



オーストラリアのトリオ編成のソウルバンドなんですが、これがまた70年代ソウルの香りたっぷりで、曲よし、声よし、さらにレアグルーブな感じで、スティービーで、ダニハサで、なのに潮の香りもする...と


でお家で聴くとやっぱり思ったとおりなんです、これが
でも何回か聴いてるうちにいい感じになってくる、気持ちいいんです仕事中でも

衝動買いの天国と地獄を両方味わえた、ってところでしょうか

やっぱりCDはお店で

が一番じゃないか、と

思ったりもしますが現実的にはなかなか...


ちなみに自慢じゃありませんが僕、ネットで音楽をダウンロード購入したことございません

(例外的に芝居で使うための効果音をやむなくダウンロードしたことはありますが)

いや、むしろ自慢します

自慢しましょう








  

Posted by ケンスコ at 13:03Comments(0)日々、オト聴き

2011年11月07日

売女リティ

「この淫売がっ!」

と言われたら褒め言葉だと思ってください、と言った先から『売女リティ』という素敵なフレーズに酔いしれたままの月曜の朝、いかがお過ごしでしょうかな私はそろそろエレキテルなギターを弾きたくなっているケンスコです

そんな私ですが、土曜の夜中に飲み会から帰宅早々犬も喰わぬ夫婦喧嘩をやってしまいまして、アルコホールなアタマにも一瞬「〇婚の危機」のトラウマが蘇ってしまいそうなほど派手な口喧嘩を繰り広げまして、下の階に暮らしているおじさんゴメンナサイ

「飲んだらするな喧嘩はするな」

というおなじみの標語を口ずさんでしまいそうな疲労感と二日酔い感が残尿的な日曜でしたがライブがあったので足取り重く行って参りました

『売女リティ』と書いて“ミキティ”...とは読まず“バイタリティ”と読む

ある種の期待感が持てそうなそんなライブはキャロルのコピー(?)バンド、Mack Twist というバンドから始まりました

...写真は撮ってません、ごめんなさいね

安定感のある演奏と余裕のMC
ホールの真ん中ではツイスト&シャウトが繰り広げられておりました

続いてはストーンズのコピーをメインにしたバンド、てっちり

...写真は撮ってません、ごめんなさいね

チューニングの狂いとかケーブルのトラブルとか色々あって大変そうでしたが、カエルの被り物をした神明町駐車場近くのお店の大将が横で楽しそうにギターを弾く姿を見て、そんなことはどうでもよくなりました

そういえばボーカルの人のマイクスタンドにはiPadっていうんでしょうか、そういうものが括り付けられてありまして、何だか時代を感じたものです

はい

さて、思うにライブの楽しさというのは

コピーかどうか

ではなくさらに

知っている曲かどうか

ということでもなく

いかにそのバンド(または歌い手、弾き手)が自分達のオトとして演奏しているかどうか

なんでしょうね

そんなことを感じたのは本日のトリである、ブレア・ビッチ・プロジェクトの演奏を聴いたから、かもしれません

まずは、ビッチなあるていしあ姐さんの姿を拝見ください



どうです、この淫売振り(褒め言葉です)
ここまでキャラを作ってくれたらたとえ“M男体質じゃない私”でも足元に跪いてしまいそうです

これなんですよ、これ


隣でギターを弾く“M男クン”的旦那のガルマ氏も普通すぎて逆にいい感じの存在感を醸し出してました



さらに腰にくる重低音を安定したリズム隊の二人が支えているというのも安心出来るというか

時折入るヒデ氏のハモリがまた気持ちいいんです
マッコイ氏のいちいち「燃え尽きちまったよ...」的なドラムの締め方も最高でした



でもやっぱり一点集中したのはあるていしあ。に、でした、ゴメンナサイ
姿は勿論ですが、あの声

正直、好きなタイプの歌声です

色んな意味でガルマ氏及びバンドに嫉妬したくなりました



というわけで長くなりましたが最後はくどい事は申しません

言いたいのはただ一言


延長、お願いします

m(__)m





  

Posted by ケンスコ at 12:00Comments(8)LIVE

2011年11月04日

M78星雲からやってきた男

その名は

ウルトラマンAZUMI

...ではなくて旅から旅へさすらいのミュージシャン、AZUMIさん(師匠)のことです


昨晩、ピースランドっちゅう絵本屋さんでその師匠のライブがありまして弟子(非公認、つまり勝手に弟子ってるっちゅうことやね)の私としては当然、家内を足蹴にしてでも行って参りました

(↓ 師匠のお姿です)



ライブの模様などはきっとプロモーターである女神ちゃんのブログでしっかりアップされると思うので詳細は書きませぬが、師匠のドキュメント映画(普段見れない姿も垣間見られるかなり面白い映画です)のハイライト編を40分ほど上映した後でのライブ

(↓ 上映会の模様です)



ウルトラマンはカラータイマーが鳴っている3分間

しか戦えませんが師匠はなんと

2時間ぶっ通しでの演奏、いや、ギターとの格闘!

どっちがタフかはお子さんでもおわかりですよね?


...おかげでおしっこ我慢して大変でしたface07

えっ?
さっきからウルトラマンネタが多いのは何故か、ですって?

それもきっと女神ちゃんのブログで明らかになるでしょうけど、師匠はライブ前にウルトラマンショーを観に行かれたようでいたく感動し、しきりにその話をしていただけでなく、演奏中にいきなり立ち上がりポーズをとり始めたものですから一瞬

「師匠」

でなく

「尊師?」

などと危ない幻覚を抱きそうになったほどです

そういえば師匠、リアルタイムウルトラマン世代ですよね
子供のココロに帰りたくなるお気持ち、よくわかります

私も、リアルタイムでないものの「ウルトラの乳」で育ったネクストジェネレーションですから今でもジャミラの事を考えると切なくなります

さて
そんな師匠の演奏は久しぶりに熱く、数年ぶりに師匠らしいライブを堪能させていただきました

思えば去年のピッキンのライブ、とてもよかったのですが何しろ盟友あべさんがお亡くなりになった直後だっただけに、気のせいかしんみりした雰囲気があったような気がしなくもないので、今回の大暴れっぷりは16年来のファンとしては興奮を禁じえず、尿意だけでなく蔵の寒さも吹き飛んだほどです

アンコールの新曲、よかったなぁ

「たれそかれそ」

という響きが何だかおフランス語に聞こえたのはパリで演奏した師匠ならでは、なんでしょうかね

(余談:この歌に出てくる「隙間の時間」ってもしかして女神ちゃん、あんたに捧げた歌やなかろね、ええっ?)

正直、この曲で終わってもよかったかな、と思ったのですが近くにいらした某うどん党首の鶴の一声でアンコールが長引いたのは嬉しいような、ちょっと残念なような...

いや、贅沢な喜びでしょうね、きっと


ということで、もうお腹いっぱいのライブ

余韻を味わいつつ自転車こいで帰りましたが興奮してなかなか寝付けませんでした

ごちそうさまですm(__)m


と、お腹いっぱいになったおかげでうっかりCDを買い忘れてしまった!

ああっもう!

||||||||||凹[◎凸◎;]凹||||||||||




おまけでライブ前の写真も載せておきます
壁にあるのが例の「ワンストリングスギター“おかん”」

今回もばっちり動画、撮りました









  

Posted by ケンスコ at 12:12Comments(2)LIVE